震災をこえて、新たな未来を
http://www.wwf.or.jp/
_/_/_/ What's NEW _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
□ 新年のご挨拶:震災をこえて、新たな未来を
□ 活動記事
・干支のコラム:「龍」の保護を考える
・シンポジウム
「地球温暖化の目撃者〜世界に広がる温暖化の影響、生の証言〜」報告
・流出事故から2カ月 海へ帰ったペンギンたち
・リオ+20に向けた「石川宣言」
□ スタッフブログ更新中!
・緊張!スマトラ島、製紙企業の操業地
・マメナジーで「おひさまの種」をまこう!
・「親子」の写真集をいただきました
□ お知らせ
・2011年 冬のご支援のお願い「あたりまえの朝のために」
□ イベント情報
・東京海洋大学水産資料館「高橋俊男 世界のクジラ模型展」
・映画『第4の革命 ―エネルギー・デモクラシー』
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■□■□■□ 2012年 新年のご挨拶 ■□■□■□■□■□■□■□
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◆ 震災をこえて、新たな未来を
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新年を迎えるにあたり、皆さまにご挨拶を申し上げます。
昨年は3月に起きた東日本大震災と、それに続く福島第一原発での事故が、
国内に未曾有の災害と不安とをもたらしました。
被災された皆さまには、改めて心よりお見舞い申し上げます。
大震災については、私たちWWFでも、微力ながら被災地への支援につながる
取り組みを行ない、その実施に邁進してまいりました。
さらに、原発に頼らない新しいエネルギー社会の実現に向けた
「自然エネルギー100%キャンペーン」も開始し、署名活動を展開し、
多くの方にご賛同の署名を頂戴いたしました。
今年は、リオの「地球サミット」から20年を迎えた節目の年であり、
自然と調和のとれた、持続可能な発展をいかに実現していくのか、
人類の英知が試される、まさに正念場の年です。
私たちWWFジャパンとしても、さまざまな角度から、この課題にしっかりと
取組んで参る所存ですので、引続き皆さまには、活動へのご理解とご支援を、
宜しくお願い申し上げます。
▼「新年のご挨拶:震災をこえて、新たな未来を」全文はこちら
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=1010&m=14323&v=67352ed7
▼モバイルの方はこちら(活動一覧ページへリンクします)
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=1011&m=14323&v=c2bebed9
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■□■□ 活動情報 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
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◆ 干支のコラム:「龍」の保護を考える
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現在、地球上に生息しているとされる野生生物の種数は、1,000万種を超える
といわれている。
そのうち、人が存在を確認しているのはわずかに170万種ほど。他の大半は、
まだ名前も持たない、もしくは未知ながら「存在するであろう」とされる
生物たちだ。...
▼続きはこちら
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=1012&m=14323&v=f753088a
▼モバイルの方はこちら(活動一覧ページへリンクします)
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=1011&m=14323&v=c2bebed9
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◆ シンポジウム
「地球温暖化の目撃者〜世界に広がる温暖化の影響、生の証言〜」報告
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2011年11月8日に東京、10日に大阪で、WWF主催・毎日新聞共催のシンポジウム
「地球温暖化の目撃者 〜世界に広がる温暖化の影響、生の証言〜」を開催
しました。強大化した台風、永久凍土の融解、氷河湖の決壊による土石流…。
地球温暖化はすでに世界各地で異常気象や海面上昇などによる影響を及ぼし
始めています。シンポジウムでは、モンゴル、ケニア、ネパールから3人の
「目撃者」を日本に招いて生の証言をお話しいただきました。
▼詳しくはこちら
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=1013&m=14323&v=52d89884
▼モバイルの方はこちら(活動一覧ページへリンクします)
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=1011&m=14323&v=c2bebed9
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◆ 油流出事故から2カ月 海へ帰ったペンギンたち
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2011年10月、ニュージーランド北島の沖でタンカーが座礁する事故が発生。
油が流出し、周辺の自然と、そこに生息する水鳥類に大きな被害が及びました。
WWFニュージーランドは事故直後より、その救護活動と、油汚染を除去する
取り組みに従事。そして、事故からおよそ1カ月半が過ぎた11月22日に、
救助・保護されていたペンギン類の一部が海に還されました。
▼詳しくはこちら
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=1014&m=14323&v=9c88642c
▼モバイルの方はこちら(活動一覧ページへリンクします)
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=1011&m=14323&v=c2bebed9
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◆ リオ+20に向けた「石川宣言」
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2011年12月17日と18日に石川県金沢市で開催された「国連生物多様性の10年
キックオフ・イベント」で、「リオ+20と生物多様性に関する石川宣言」が
発表されました。「リオ+20」とは、1992年の「地球サミット」から
ちょうど20年目にあたる2012年に、ブラジルのリオ・デジャネイロで
行なわれる予定の、国連持続可能開発会議のことです。宣言では、生物多様性
の重要さと共に、日本がこの会議に参加するにあたり、特に重視すべき点を
指摘しています。
▼詳しくはこちら
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=1015&m=14323&v=3903f422
▼モバイルの方はこちら(活動一覧ページへリンクします)
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=1011&m=14323&v=c2bebed9
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■□■□■□ スタッフブログ更新中! ■□■□■□■□■□■□■□■
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さまざまな活動の現場より、WWFジャパンのスタッフたちが、取り組みの
様子をお伝えします! 毎日更新!(たぶん…)
■緊張!スマトラ島、製紙企業の操業地
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=1016&m=14323&v=0cee4271
■マメナジーで「おひさまの種」をまこう!
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=1017&m=14323&v=a965d27f
■「親子」の写真集をいただきました
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=1018&m=14323&v=4b3ebd60
→モバイルの方はこちら(スタッフブログ一覧ページへリンクします)
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=1019&m=14323&v=eeb52d6e
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■□■□■□ お知らせ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
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★ WWFジャパン 2011年冬のご支援のお願い「あたりまえの朝のために」
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自然エネルギーの普及と温暖化防止の活動にご支援をお願いいたします。
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=1021&m=14323&v=30e95321
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■□■□■□ イベント情報 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
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【東京】東京海洋大学水産資料館「高橋俊男 世界のクジラ模型展」
2011年12/12(月)から2012年1/31(火)
世界初 全鯨種一挙公開!東京海洋大学海洋科学部附属 水産資料館の特別展
▼くわしくはこちら
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=1022&m=14323&v=0504e572
▼モバイルの方はこちら(イベント一覧ページへリンクします)
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=1023&m=14323&v=a08f757c
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【全国】映画『第4の革命 ―エネルギー・デモクラシー』
2010年、ドイツで最も観られ、その後のドイツのエネルギー政策に影響を
与えたドキュメンタリー映画。
▼くわしくはこちら
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=1024&m=14323&v=6edf89d4
▼モバイルの方はこちら(イベント一覧ページへリンクします)
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=1023&m=14323&v=a08f757c
■上野動物園■==========================================================
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▼ゼニガタアザラシを公開しました
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上野動物園では、2011年10月28日にオープンした新施設「ホッキョクグマと
アザラシの海」で12月16日からゼニガタアザラシを公開しました。
ゼニガタアザラシは、日本では北海道の一部で見ることのできる種類のアザ
ラシです。暑さが苦手なので、涼しくなってから移動し、検疫にも時間がかか
ったため公開が遅くなってしまいました。このゼニガタアザラシは、北海道の
おたる水族館からやってきたオスの個体で、名前は「キャンディ」といいます。
動物園にやってきたのは2011年11月2日の夕方です。来園したときは、さす
がに緊張したようすでしたが、次の日にはホッケを3キログラムぺろりと平ら
げました。
来園当初はおたる水族館と同じホッケとスケソウダラを与えましたが、上野
動物園では主にアジを使用しているため、徐々に切り替えていきました。初め
はアジに見向きもしなかったので、皮をむいてみたり、切り身にしてみたり、
ゼイゴをとってみたりといろいろくふうしました。結局ホッケやスケソウダラ
の量を減らし空腹状態になったところで食べる気になったようです。今ではア
ジ5〜6キログラムを毎日食べています。
検疫中は狭い場所で泳ぐこともできなかったので、検疫明けの12月16日にプ
ールに出したときは、扉が開いてすぐに自分からプールへ移動し、広いプール
でのびのびと泳ぎ始めました。最初のうちはプールを半分に仕切り、アシカと
接触できないようにしていたので、キャンディとアシカたちは首を伸ばして、
お互いに隣を気にしているようでした。
その後12月29日に仕切りを外しました。キャンディもアシカたちもお互い近
づこうとはしませんでしたが、緊張で固まって動くことのできないキャンディ
に、アシカの子どもだけはちょっかいを出しに行っていました。そんなキャン
ディでしたが、夕方にはトンネルを超えてホッキョクグマ側で泳いでいる姿を
見せました。
まだまだお互い探り合い中で距離が離れていますが、アシカとアザラシの泳
ぎ方や体のつくりなど比較したり、お互いの関係を観察したりすると面白いか
もしれません。
・東京ズーネットBB「ゼニガタアザラシ」の動画
http://www.tokyo-zoo.net/movie/mov_book/1201_03/index.html
〔上野動物園東園飼育展示係 齋藤圭史〕
■多摩動物公園■========================================================
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▼チーター親子のその後
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多摩動物公園で2011年に生まれたチーターの7頭の子どもたちも、早いもの
で生後半年が経過しました。
・「チーター『キキョウ』の3度目の出産」(2011年07月15日)
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=19217
・「チーター4頭誕生! 1頭はキングチーター」(2011年07月28日)
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=19332
4月にキキョウが産んだ3頭の子ども(オスのギーマとクルミ、メスのリラ)
は、現在広い運動場へ引越し、朝からところせましと走り回っています。引越
しの初日は新しい運動場を警戒し、母親のキキョウが安全を確認した後も怖が
って移動できないという、神経質なチーターらしい一面を見せていました。し
かし次の日になると、好奇心が優先し、岩や木によじ登ったり、滝を飛び越え
たりするようになりました。とくにクルミは、高い木に登るのが得意で、木の
上から隣の運動場に出ているチーターを興味津々なようすで見ています。
6月にスミレが産んだ4頭の子ども(オスのキリ、メスのアイリス、ステラ、
ナデシコ)は、まだガラス放飼場にいます。体重も10キログラムほどになり、
元気が有り余っているようです。順調に成長すれば、近いうちにこちらの親子
も広い運動場へ引越しができそうです。とくにナデシコは、兄妹の中でも群を
抜いて活発で、壁や場内の障害物にしょっちゅう衝突しているので、早く広い
ところで思い切り走らせてやりたいものです。母親のスミレが遊びとなると自
分も全力疾走してしまうので、これもナデシコが大興奮して走り回る原因のひ
とつなのかもしれません。
チーターの成長は速いので、子どもが生後1歳ごろになると母親は育児をや
め、次の出産の準備に入ります。子どもも1歳半を過ぎるころには繁殖能力を
もち始めるので、兄妹を別々にして飼育する必要が出てきます。親子が一緒に
運動場に出ていられる時期もあまり長くはありません。今のうちにぜひ、チー
ターの親子が走り回る姿を見に来てください。
〔多摩動物公園北園飼育展示係 野本寛二〕
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▼ナッツ割りに成功! チンパンジーのジン
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「コン、コン、コン」──ステンレス製のハンマーと石の台座を使って、硬
いマカダミアナッツの殻を割ろうとしている多摩動物公園のチンパンジーは、
3歳5か月のジンです。ナッツが飛んでいかないように片方の手でガードして、
真剣な表情でハンマーを振り下ろしています。なかなか割れなくても、集中し
て続けています。そして「コン、コン、カシャン!」。ナッツの割れる小気味
よい音が運動場に響きました。ジンは割れた硬い殻の中からおいしい実を取り
出し、味わって食べています。
以前ジンがナッツ割りに挑戦していることはお伝えしましたが、先日とうと
う成功しました。
・「チンパンジーのジン、ナッツ割りに挑戦中」(2011年05月27日)
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=18637
ジンが初めてナッツ割りに成功するのを確認したのは、2011年12月20日のこ
とです。まっすぐハンマーを当てることができないので、どうしてもナッツを
彼方に飛ばしてしまうのですが、それでもジンは諦めません。飛んだナッツを
拾ってきては何度も何度もハンマーを振り下ろしました。そのうちナッツを後
ろ脚でおさえるようになり……とうとう、ジンはナッツを割ることができたの
です!
一度ナッツ割りに成功したジンは、すっかりコツをつかんだようです。もち
ろんほかのチンパンジーと比べると時間はかかりますが、ナッツを押さえる方
法を変えたり、ハンマーの持ち手を変えたりと、自分なりにくふうをしていま
す。ぎこちなかった手つきも見る間に上達し、その姿は自信に満ちているよう
に感じます。ナッツ割りに挑戦中のジンは、正に真剣そのもの。諦めずに挑戦
し続けたジンの粘り強さと集中力に、思わず「私も見習わなくっちゃ!」と思
ってしまいます。
〔多摩動物公園北園飼育展示係 東川上純〕
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▼1/21観察デーはグレビーシマウマの観察
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第3土曜日に開催している多摩動物公園の「観察デー」。動物解説員ととも
に動物をじっくり観察します。
1月の観察デーは、2012年1月21日(土)。午後1時から2時までグレビー
シマウマの観察をします。
2011年7月に生まれたオスの子ラガーは順調に成長し、広い運動場でメスと
いっしょに行動しています。小運動場に分けられているおとなのオスは、とき
どきびっくりするような声で鳴きます。「冬が苦手」という動物が多い熱帯産
の中で、グレビーシマウマは冬でも元気にくらしています。体の特徴を細かく
見たいときは間近に見られる小運動場のオスを、母子や群れのしぐさを見たい
ときは広い運動場の群れを、フットワークを使いながら観察してみましょう。
今回は新しく作ったシマウマの観察シートを使います。
観察シートはシマウマ小運動場前(園内マップ22)で配布します。ご希望の
方は、時間内においでください。
※観察デーと観察シートについて詳しく知りたい方は、こちら↓をどうぞ。
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=11310
■葛西臨海水族園■======================================================
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▼テヅルモヅルの潜水調査
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今回の調査の発端は、伊豆半島のダイビングでテヅルモヅルのなかまが見ら
れるという情報が入ったことからでした。
テヅルモヅルは一見すると植物のツルが絡まりあっているようで動物には見
えませんが、ヒトデのなかまです。よく見ると真中に盤があり、そこから5つ
の腕が出て、いくつにも枝分かれしています。テヅルモヅルはこの腕を広げ、
海中に漂うプランクトンを捕らえて餌にしています。
これまで葛西臨海水族園では自然の状態でのテヅルモヅルが海の中のどんな
場所にどのような状態でいるのかという情報がほとんど得られなかったので、
今回実際に調査することにしました。
事前の情報ではテヅルモヅルがいる場所は水深3〜10メートルととても浅く、
しかも限られたポイントで見られるということでした。
ダイビングの装備を整え、船で移動しいざ調査開始です。海底からそびえた
つ大きな岩の隙間や窪みなどを、水中ライトで照らしながらテヅルモヅルを探
します。調査中、岩の窪みにいる多数のウミシダは、まるで植物がはえている
ように見え、穴の中ではサラサエビが、岩の隙間ではトゲアシガニがこちらを
うかがっていました。
肝心のテヅルモヅルは岩の窪みの奥深くで発見されました。ライトを当てて
見てみても腕が絡まりあっている部分しか見えず、最初はカイメンかと見過ご
すところでした。
取り出してみようと指や細い棒でつついてみると、ぞわぞわ〜っと腕を広げ
て絡みついてきました。乱暴に引っ張り出すと細い部分が折れてしまうので、
慎重に慎重に穴から取りだしました。取り出したテヅルモヅルは「セノテヅル
モヅル」という種類で、最初は盛んに腕を動かしていましたが、やがて枝分か
れした腕を丸めてしまいました。
今回の調査で発見したすべてのセノテヅルモヅルは、岩の窪みの奥深くに隠
れて縮まっていたので、夜に動き出すのかと思いましたが、ガイドをしてくれ
たダイバーの方によると、昼間でも穴から出てきて腕をいっぱいに広げている
ことがあるそうです。
葛西臨海水族園ではこれまで深いところからしか採集したことがなかったの
で、「深海の生物」コーナーで展示しています。いつも展示水槽の壁の上のほ
うにくっついています。この不思議な生き物、テヅルモヅルを見にいらっしゃ
いませんか?
〔葛西臨海水族園調査係 小味亮介〕
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▼1/14 スタッフトーク「カニのおはなし、カニのぬりえ」
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葛西臨海水族園の「スタッフトーク」は、毎月第2・第4土曜日の催し物。
葛西臨海水族園で飼育展示している生き物や水族園の仕事など、ふだん聞けな
い話をスタッフが楽しくお伝えします!
今回のテーマは「カニのおはなし、カニのぬりえ」
現在開催中の企画展「博物画に観るエビとカニの美──杉浦千里が描いた海
の生き物」はもうごらんになりましたか? 本物そっくりの美しいエビやカニ
の博物画が並んでいます。この企画展にちなんで、身近なカニの「見た目」に
注目! あしは何本? どんなかたち? といったカニのおはなしと、企画展
の博物画をもとにしたカニのぬりえをおこないます。小さなお子さんでも参加
できる内容ですので、ご家族そろってお楽しみください。
日時 2012年1月14日(土)
午後1時30分から2時
場所 本館2階レクチャールーム
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▼なぎさ通信第45号ができました
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「西なぎさ」は、葛西臨海水族園のすぐそばの人工干潟。ここでの生き物ウ
ォッチングのコツをお教えするのが「なぎさ通信」(2頁、隔月刊)。ただし
第45号は、ふだんは立ち入りが制限されている「東なぎさ」を取り上げます。
水族園の情報コーナーでも配布していますが、東京ズーネットからダウンロー
ドも可能です→ http://www.tokyo-zoo.net/zoo/kasai/nagisa/
■井の頭自然文化園■====================================================
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▼アジアゾウはな子の近況[8]
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井の頭自然文化園では2011年11月18日から、アジアゾウ「はな子」に本格的
なターゲットトレーニングの導入を試みています。ターゲットトレーニングと
は、目標物(ターゲット)として棒などを使いながら、口頭で指示を与えて動
きを学習させることです。
見慣れないものを極端に気にするはな子なので、夏を過ぎたころから寝室内
にターゲットとなるバーを置いておいたり、清掃作業に使う箒や熊手の先をバ
ーと同じように印をつけたりして慣らしてきました。ちなみに、今回バーの材
料として用いたのは、はな子が一番気にしないと思われる使い古しの箒の柄で
す。
最初は、バーをもって給餌することから始めましたが、はな子はまったく気
にするそぶりを見せなかったので、翌々日には号令を教え始めました。
みなさんが思っている以上に、ゾウは賢い動物です。ほんの数日で「バーに
頭を付けると良いことがある」と理解しました。後述する体調不良のためにト
レーニングの中断もありましたが、今では完全に理解しています。今後、はな
子の身体のケアはもちろん、メンタル面でのケアにもなるようなプログラムに
発展させていきたいと思っています。
さて、11月24日朝、ふだんと変わりなく運動場に出たはな子が、まったく餌
を食べようとしません。寝室の残餌や糞の状況は特別変わったことがなく、原
因がわかりません。何事かと心配しましたが、夜間に撮影しているビデオを再
生することで、およその原因がつかめました。かなり頻繁に犬のお座りのよう
な座り方を繰り返していたのです。ゾウは疝痛(お腹が痛くなること)を起こ
すと、このような動作をすることがあります。ここ最近の冷え込みによって、
お腹を冷やしてしまったのでしょう。翌日完治とまではいきませんが、かなり
快復してくれました。
この日から、バナナやニンジン、リンゴ等は、湯煎して温めてから与えるよ
うにしました。ところが、もう大丈夫だろうと思っていた矢先の11月30日朝、
24日と同じような症状を起こしてしまいました。ビデオを見ると夜間の状況も
同じです。このときも、翌日までにかなり快復したのですが、今まで問題なく
食べていた整腸剤を嫌がるようになってしまいました。あくまで私の推測です
が、疝痛を起こしたあと、多めに整腸剤を与えたことにより、「お腹が痛いこ
と」と「薬の味」が、はな子の記憶の中で結びついてしまったのではないかと
思います。
翌日から整腸剤の種類を変えたり量を調整したりして、今は別の整腸剤を嫌
がることなく食べてくれています。
ふだんは、まだまだ長生きできるように見えるはな子ですが、年齢を考える
と、ちょっとしたことで大事に繋がってしまう可能性があります。今後も、不
調のシグナルを見落とすことなく、気をつけて飼育に臨まなければならないな
と、改めて感じされられた出来事でした。
ところで、はな子の正確な誕生日の日付はわかっていません。そこで当園で
は、元旦をもって1歳ずつ年齢を重ねていくことにしています。ということは
そうです! この文章をみなさんが読んでいらっしゃるときには、はな子は、
日本で飼育されたゾウの長寿記録に並んでいるのです!
ぜひ、日本記録、いや、世界記録保持者になり、いつまでも長生きしてもら
いたいものです。
〔井の頭自然文化園飼育展示係 高橋孝太郎〕
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▼「アジアゾウはな子65歳のお祝い会」を開催します!
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井の頭自然文化園でくらしているアジアゾウの「はな子」は、2012年の元旦
に65歳を迎えました。そこで2月5日(日)にちょっと遅めの「お祝い会」と
はな子にちなんだ楽しいイベントをおこないます。
◎はな子65歳のお祝い会
日時 2012年2月5日(日)午前11時〜(1時間程度)
場所 本園ゾウ舎前
内容
園長あいさつ
お祝いの言葉
飼育係に質問コーナー(質問箱に寄せられた質問を紹介しながら、はな子
の近況をお話します)
はな子の食べ物クイズ
はな子にお誕生日のおやつをプレゼント
◎はな子の紙芝居
時間 午後1時〜(30分程度)
場所 資料館2階集会室
◎ゾウの折り紙をつくろう
時間 午後2時〜(1時間程度)
場所 資料館1階絵本コーナー
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▼特設展示「メダカが教えてくれること」開催中
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井の頭自然文化園水生物館では、2011年12月13日から2012年2月19日まで、
特設展示「メダカが教えてくれること」を開催しています。
・関連記事
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=20529
メダカは日本人にとって誰でも知っているなじみの深い魚です。成長しても
体長4センチメートルほどにしかならない小さな魚で、日本各地の田んぼや水
路、小川、ため池など、水の流れが緩やかなところにすんでいます。群れをつ
くって泳ぐ姿は、かつての平野部では当たり前の光景でした。また、有名な童
謡「メダカの学校」にもうたわれていますし、観賞魚として家庭や学校でも飼
われている身近な魚です。しかし「身近」であるはずのメダカが、今では絶滅
寸前の魚になってしまいました。
メダカが減ってしまった原因には、生息地の消滅や田んぼの整備工事、外来
生物の影響などが考えられます。
メダカに限らず、私たちが「身近」だと思っていた多くの水辺の生き物が、
同じような理由で数を減らしています。それらを守っていくために、私たちが
できることは何でしょうか。メダカを知ることで、その何かを学べるかもしれ
ません。
特設展示では、メダカのおかれている現状や、外来生物による影響、またメ
ダカを放流することで起きている問題など、メダカをとりまく様々な事情を解
説パネルで紹介しています。
また、メダカに加え、タガメやゲンゴロウなどかつては身近な存在だった水
辺の生き物や、オオクチバス、アメリカザリガニなど水辺の代表的な外来生物
も展示しています。この冬はぜひ水生物館でメダカを「身近」に感じてくださ
い。
〔井の頭自然文化園水生物館飼育展示係 中沢純一〕
------------------------------
▼「リスの小径」一時閉鎖します
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2012年1月17日(火)から1月19日(木)まで、井の頭自然文化園の「リス
の小径」は、工事のため閉鎖します。ご了承ください。
■東京動物園友の会■====================================================
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▼「どうぶつと動物園」2012年冬号ができました!
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2012年冬号表紙は、上野動物園の新施設「ホッキョクグマとアザラシの海」
のホッキョクグマ。新しい視点からの撮影です。豊橋総合動植物園で出産した
アーシャーや、ツキノワグマの冬眠下繁殖、トナカイの繁殖など、動物園での
取組みをご紹介します。
「どうぶつと動物園」は東京動物園友の会の機関誌です。年会費 2,000円。
友の会への入会資料請求は、こちらのページから「入会資料申込み」でどうぞ。
→ http://www.tokyo-zoo.net/member/
クレジットカードをお使いの方は、オンラインでのお支払いも可能です!
【最新号(2012年秋号)の目次から】
[表紙]上野動物園のホッキョクグマ
[上野動物園・豊橋総合動植物園]
国内4例目のアジアゾウ誕生!──“アーシャー”が出産
[上野動物園]ツキノワグマの冬眠下繁殖………………………………野島大貴
[多摩動物公園]
トナカイの繁殖──糞中の性ホルモン測定を活用した妊娠判定
………宇野なつみ・下川優紀・吉田真理子
読者の誌上写真展
[飼育係の特別ガイド]
上野動物園のホッキョクグマとアザラシの海
クモに寄生するハチ
──マダラコブクモヒメバチの巧みな産卵行動様式……………高須賀圭三
タツノオトシゴにはホネがある
──風変わりな体の中身とそのできかた……………………………高田陽子
[詩とイラスト]ジンベエザメ…………………………木坂涼 画・長谷川義史
[ヒト、どうぶつを語る]フジツボ探知機のススメ…………………倉谷うらら
[動物園園講演会より]動物園で考える生物の進化……………………渡辺政隆
動物園の話題──海外から/国内から/東京から
Book Reviews どうぶつの本
[上野動物園]ホッキョクグマの水中展示
ほか
■ B O O K S ■=========================================================
『イルカ──小型鯨類の保全生物学』
粕谷俊雄著、東京大学出版会、2011年11月25日刊
本体18,000円、ISBN978-4-13-066160-7
四十数年間、小型鯨類の生活史を研究し、その資源管理にかかわってきた著
者による、イルカの漁業史と生物学の集大成。ハードカバー本文 640ページ。
日本近海には三十余種の小型鯨類が生息しており、本書では漁業などと関わ
りのある7種が詳しく紹介されています。鯨類について専門的な知識を得よう
とする方、鯨類の生態研究に取りかかろうとする方は必読。
IWC の科学委員会に参加し、水産庁遠洋水産研究所にも所属した著者は、行
政の動きにも詳しく、世界一のイルカ漁業国としての日本の捕鯨業と、その陰
にある小型鯨類の捕獲について詳述しており、各地の突きん棒漁業、イルカ追
い込み漁業、鯨類漁業の規制など、日本が商業捕鯨を撤収するまでの過程が紹
介されています。
生物学的な特徴が紹介される7種は、スナメリ、イシイルカ、スジイルカ、
ハンドウイルカ、コビレゴンドウ、ツチクジラ、カマイルカ。それぞれ、分布、
形態、食性、生活史などの特徴に加え、「海の霊長類」とも呼ぶべき鯨類の、
それぞれ特徴ある社会構造や、人間との関わりが描かれています。
最終章では、鯨類の保全のあり方や研究者に求められる心構えが、著者の研
究活動の総まとめとして構成されています。科学や科学者を取り巻く社会、産
業と保全の狭間に立つ科学者、さまざまな人間的要因から失敗にいたった鯨資
源管理、鯨類保全に関する私見、そして「われわれの責任」まで、各自の判断
で自由な選択のもとに鯨とつきあうための貴重な情報が得られます。
・東京大学出版会 http://www.utp.or.jp/ の書籍紹介ページ
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-066160-7.html
----------------------
N E W S C L I P S
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●日本初のゾウ繁殖園建設始動──豊橋総合動植物公園(東日新聞)
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&id=38888&categoryid=1
●クラゲ30種展示、ギネス申請へ──山形県鶴岡市立加茂水族館で(読売)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111228-OYT1T00258.htm
--------------------------------
▼ゼニガタアザラシを公開しました
--------------------------------
上野動物園では、2011年10月28日にオープンした新施設「ホッキョクグマと
アザラシの海」で12月16日からゼニガタアザラシを公開しました。
ゼニガタアザラシは、日本では北海道の一部で見ることのできる種類のアザ
ラシです。暑さが苦手なので、涼しくなってから移動し、検疫にも時間がかか
ったため公開が遅くなってしまいました。このゼニガタアザラシは、北海道の
おたる水族館からやってきたオスの個体で、名前は「キャンディ」といいます。
動物園にやってきたのは2011年11月2日の夕方です。来園したときは、さす
がに緊張したようすでしたが、次の日にはホッケを3キログラムぺろりと平ら
げました。
来園当初はおたる水族館と同じホッケとスケソウダラを与えましたが、上野
動物園では主にアジを使用しているため、徐々に切り替えていきました。初め
はアジに見向きもしなかったので、皮をむいてみたり、切り身にしてみたり、
ゼイゴをとってみたりといろいろくふうしました。結局ホッケやスケソウダラ
の量を減らし空腹状態になったところで食べる気になったようです。今ではア
ジ5〜6キログラムを毎日食べています。
検疫中は狭い場所で泳ぐこともできなかったので、検疫明けの12月16日にプ
ールに出したときは、扉が開いてすぐに自分からプールへ移動し、広いプール
でのびのびと泳ぎ始めました。最初のうちはプールを半分に仕切り、アシカと
接触できないようにしていたので、キャンディとアシカたちは首を伸ばして、
お互いに隣を気にしているようでした。
その後12月29日に仕切りを外しました。キャンディもアシカたちもお互い近
づこうとはしませんでしたが、緊張で固まって動くことのできないキャンディ
に、アシカの子どもだけはちょっかいを出しに行っていました。そんなキャン
ディでしたが、夕方にはトンネルを超えてホッキョクグマ側で泳いでいる姿を
見せました。
まだまだお互い探り合い中で距離が離れていますが、アシカとアザラシの泳
ぎ方や体のつくりなど比較したり、お互いの関係を観察したりすると面白いか
もしれません。
・東京ズーネットBB「ゼニガタアザラシ」の動画
http://www.tokyo-zoo.net/movie/mov_book/1201_03/index.html
〔上野動物園東園飼育展示係 齋藤圭史〕
■多摩動物公園■========================================================
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▼チーター親子のその後
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多摩動物公園で2011年に生まれたチーターの7頭の子どもたちも、早いもの
で生後半年が経過しました。
・「チーター『キキョウ』の3度目の出産」(2011年07月15日)
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=19217
・「チーター4頭誕生! 1頭はキングチーター」(2011年07月28日)
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=19332
4月にキキョウが産んだ3頭の子ども(オスのギーマとクルミ、メスのリラ)
は、現在広い運動場へ引越し、朝からところせましと走り回っています。引越
しの初日は新しい運動場を警戒し、母親のキキョウが安全を確認した後も怖が
って移動できないという、神経質なチーターらしい一面を見せていました。し
かし次の日になると、好奇心が優先し、岩や木によじ登ったり、滝を飛び越え
たりするようになりました。とくにクルミは、高い木に登るのが得意で、木の
上から隣の運動場に出ているチーターを興味津々なようすで見ています。
6月にスミレが産んだ4頭の子ども(オスのキリ、メスのアイリス、ステラ、
ナデシコ)は、まだガラス放飼場にいます。体重も10キログラムほどになり、
元気が有り余っているようです。順調に成長すれば、近いうちにこちらの親子
も広い運動場へ引越しができそうです。とくにナデシコは、兄妹の中でも群を
抜いて活発で、壁や場内の障害物にしょっちゅう衝突しているので、早く広い
ところで思い切り走らせてやりたいものです。母親のスミレが遊びとなると自
分も全力疾走してしまうので、これもナデシコが大興奮して走り回る原因のひ
とつなのかもしれません。
チーターの成長は速いので、子どもが生後1歳ごろになると母親は育児をや
め、次の出産の準備に入ります。子どもも1歳半を過ぎるころには繁殖能力を
もち始めるので、兄妹を別々にして飼育する必要が出てきます。親子が一緒に
運動場に出ていられる時期もあまり長くはありません。今のうちにぜひ、チー
ターの親子が走り回る姿を見に来てください。
〔多摩動物公園北園飼育展示係 野本寛二〕
----------------------------------------
▼ナッツ割りに成功! チンパンジーのジン
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「コン、コン、コン」──ステンレス製のハンマーと石の台座を使って、硬
いマカダミアナッツの殻を割ろうとしている多摩動物公園のチンパンジーは、
3歳5か月のジンです。ナッツが飛んでいかないように片方の手でガードして、
真剣な表情でハンマーを振り下ろしています。なかなか割れなくても、集中し
て続けています。そして「コン、コン、カシャン!」。ナッツの割れる小気味
よい音が運動場に響きました。ジンは割れた硬い殻の中からおいしい実を取り
出し、味わって食べています。
以前ジンがナッツ割りに挑戦していることはお伝えしましたが、先日とうと
う成功しました。
・「チンパンジーのジン、ナッツ割りに挑戦中」(2011年05月27日)
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=18637
ジンが初めてナッツ割りに成功するのを確認したのは、2011年12月20日のこ
とです。まっすぐハンマーを当てることができないので、どうしてもナッツを
彼方に飛ばしてしまうのですが、それでもジンは諦めません。飛んだナッツを
拾ってきては何度も何度もハンマーを振り下ろしました。そのうちナッツを後
ろ脚でおさえるようになり……とうとう、ジンはナッツを割ることができたの
です!
一度ナッツ割りに成功したジンは、すっかりコツをつかんだようです。もち
ろんほかのチンパンジーと比べると時間はかかりますが、ナッツを押さえる方
法を変えたり、ハンマーの持ち手を変えたりと、自分なりにくふうをしていま
す。ぎこちなかった手つきも見る間に上達し、その姿は自信に満ちているよう
に感じます。ナッツ割りに挑戦中のジンは、正に真剣そのもの。諦めずに挑戦
し続けたジンの粘り強さと集中力に、思わず「私も見習わなくっちゃ!」と思
ってしまいます。
〔多摩動物公園北園飼育展示係 東川上純〕
--------------------------------------
▼1/21観察デーはグレビーシマウマの観察
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第3土曜日に開催している多摩動物公園の「観察デー」。動物解説員ととも
に動物をじっくり観察します。
1月の観察デーは、2012年1月21日(土)。午後1時から2時までグレビー
シマウマの観察をします。
2011年7月に生まれたオスの子ラガーは順調に成長し、広い運動場でメスと
いっしょに行動しています。小運動場に分けられているおとなのオスは、とき
どきびっくりするような声で鳴きます。「冬が苦手」という動物が多い熱帯産
の中で、グレビーシマウマは冬でも元気にくらしています。体の特徴を細かく
見たいときは間近に見られる小運動場のオスを、母子や群れのしぐさを見たい
ときは広い運動場の群れを、フットワークを使いながら観察してみましょう。
今回は新しく作ったシマウマの観察シートを使います。
観察シートはシマウマ小運動場前(園内マップ22)で配布します。ご希望の
方は、時間内においでください。
※観察デーと観察シートについて詳しく知りたい方は、こちら↓をどうぞ。
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=11310
■葛西臨海水族園■======================================================
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▼テヅルモヅルの潜水調査
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今回の調査の発端は、伊豆半島のダイビングでテヅルモヅルのなかまが見ら
れるという情報が入ったことからでした。
テヅルモヅルは一見すると植物のツルが絡まりあっているようで動物には見
えませんが、ヒトデのなかまです。よく見ると真中に盤があり、そこから5つ
の腕が出て、いくつにも枝分かれしています。テヅルモヅルはこの腕を広げ、
海中に漂うプランクトンを捕らえて餌にしています。
これまで葛西臨海水族園では自然の状態でのテヅルモヅルが海の中のどんな
場所にどのような状態でいるのかという情報がほとんど得られなかったので、
今回実際に調査することにしました。
事前の情報ではテヅルモヅルがいる場所は水深3〜10メートルととても浅く、
しかも限られたポイントで見られるということでした。
ダイビングの装備を整え、船で移動しいざ調査開始です。海底からそびえた
つ大きな岩の隙間や窪みなどを、水中ライトで照らしながらテヅルモヅルを探
します。調査中、岩の窪みにいる多数のウミシダは、まるで植物がはえている
ように見え、穴の中ではサラサエビが、岩の隙間ではトゲアシガニがこちらを
うかがっていました。
肝心のテヅルモヅルは岩の窪みの奥深くで発見されました。ライトを当てて
見てみても腕が絡まりあっている部分しか見えず、最初はカイメンかと見過ご
すところでした。
取り出してみようと指や細い棒でつついてみると、ぞわぞわ〜っと腕を広げ
て絡みついてきました。乱暴に引っ張り出すと細い部分が折れてしまうので、
慎重に慎重に穴から取りだしました。取り出したテヅルモヅルは「セノテヅル
モヅル」という種類で、最初は盛んに腕を動かしていましたが、やがて枝分か
れした腕を丸めてしまいました。
今回の調査で発見したすべてのセノテヅルモヅルは、岩の窪みの奥深くに隠
れて縮まっていたので、夜に動き出すのかと思いましたが、ガイドをしてくれ
たダイバーの方によると、昼間でも穴から出てきて腕をいっぱいに広げている
ことがあるそうです。
葛西臨海水族園ではこれまで深いところからしか採集したことがなかったの
で、「深海の生物」コーナーで展示しています。いつも展示水槽の壁の上のほ
うにくっついています。この不思議な生き物、テヅルモヅルを見にいらっしゃ
いませんか?
〔葛西臨海水族園調査係 小味亮介〕
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▼1/14 スタッフトーク「カニのおはなし、カニのぬりえ」
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葛西臨海水族園の「スタッフトーク」は、毎月第2・第4土曜日の催し物。
葛西臨海水族園で飼育展示している生き物や水族園の仕事など、ふだん聞けな
い話をスタッフが楽しくお伝えします!
今回のテーマは「カニのおはなし、カニのぬりえ」
現在開催中の企画展「博物画に観るエビとカニの美──杉浦千里が描いた海
の生き物」はもうごらんになりましたか? 本物そっくりの美しいエビやカニ
の博物画が並んでいます。この企画展にちなんで、身近なカニの「見た目」に
注目! あしは何本? どんなかたち? といったカニのおはなしと、企画展
の博物画をもとにしたカニのぬりえをおこないます。小さなお子さんでも参加
できる内容ですので、ご家族そろってお楽しみください。
日時 2012年1月14日(土)
午後1時30分から2時
場所 本館2階レクチャールーム
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▼なぎさ通信第45号ができました
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「西なぎさ」は、葛西臨海水族園のすぐそばの人工干潟。ここでの生き物ウ
ォッチングのコツをお教えするのが「なぎさ通信」(2頁、隔月刊)。ただし
第45号は、ふだんは立ち入りが制限されている「東なぎさ」を取り上げます。
水族園の情報コーナーでも配布していますが、東京ズーネットからダウンロー
ドも可能です→ http://www.tokyo-zoo.net/zoo/kasai/nagisa/
■井の頭自然文化園■====================================================
-----------------------------
▼アジアゾウはな子の近況[8]
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井の頭自然文化園では2011年11月18日から、アジアゾウ「はな子」に本格的
なターゲットトレーニングの導入を試みています。ターゲットトレーニングと
は、目標物(ターゲット)として棒などを使いながら、口頭で指示を与えて動
きを学習させることです。
見慣れないものを極端に気にするはな子なので、夏を過ぎたころから寝室内
にターゲットとなるバーを置いておいたり、清掃作業に使う箒や熊手の先をバ
ーと同じように印をつけたりして慣らしてきました。ちなみに、今回バーの材
料として用いたのは、はな子が一番気にしないと思われる使い古しの箒の柄で
す。
最初は、バーをもって給餌することから始めましたが、はな子はまったく気
にするそぶりを見せなかったので、翌々日には号令を教え始めました。
みなさんが思っている以上に、ゾウは賢い動物です。ほんの数日で「バーに
頭を付けると良いことがある」と理解しました。後述する体調不良のためにト
レーニングの中断もありましたが、今では完全に理解しています。今後、はな
子の身体のケアはもちろん、メンタル面でのケアにもなるようなプログラムに
発展させていきたいと思っています。
さて、11月24日朝、ふだんと変わりなく運動場に出たはな子が、まったく餌
を食べようとしません。寝室の残餌や糞の状況は特別変わったことがなく、原
因がわかりません。何事かと心配しましたが、夜間に撮影しているビデオを再
生することで、およその原因がつかめました。かなり頻繁に犬のお座りのよう
な座り方を繰り返していたのです。ゾウは疝痛(お腹が痛くなること)を起こ
すと、このような動作をすることがあります。ここ最近の冷え込みによって、
お腹を冷やしてしまったのでしょう。翌日完治とまではいきませんが、かなり
快復してくれました。
この日から、バナナやニンジン、リンゴ等は、湯煎して温めてから与えるよ
うにしました。ところが、もう大丈夫だろうと思っていた矢先の11月30日朝、
24日と同じような症状を起こしてしまいました。ビデオを見ると夜間の状況も
同じです。このときも、翌日までにかなり快復したのですが、今まで問題なく
食べていた整腸剤を嫌がるようになってしまいました。あくまで私の推測です
が、疝痛を起こしたあと、多めに整腸剤を与えたことにより、「お腹が痛いこ
と」と「薬の味」が、はな子の記憶の中で結びついてしまったのではないかと
思います。
翌日から整腸剤の種類を変えたり量を調整したりして、今は別の整腸剤を嫌
がることなく食べてくれています。
ふだんは、まだまだ長生きできるように見えるはな子ですが、年齢を考える
と、ちょっとしたことで大事に繋がってしまう可能性があります。今後も、不
調のシグナルを見落とすことなく、気をつけて飼育に臨まなければならないな
と、改めて感じされられた出来事でした。
ところで、はな子の正確な誕生日の日付はわかっていません。そこで当園で
は、元旦をもって1歳ずつ年齢を重ねていくことにしています。ということは
そうです! この文章をみなさんが読んでいらっしゃるときには、はな子は、
日本で飼育されたゾウの長寿記録に並んでいるのです!
ぜひ、日本記録、いや、世界記録保持者になり、いつまでも長生きしてもら
いたいものです。
〔井の頭自然文化園飼育展示係 高橋孝太郎〕
--------------------------------------------------
▼「アジアゾウはな子65歳のお祝い会」を開催します!
--------------------------------------------------
井の頭自然文化園でくらしているアジアゾウの「はな子」は、2012年の元旦
に65歳を迎えました。そこで2月5日(日)にちょっと遅めの「お祝い会」と
はな子にちなんだ楽しいイベントをおこないます。
◎はな子65歳のお祝い会
日時 2012年2月5日(日)午前11時〜(1時間程度)
場所 本園ゾウ舎前
内容
園長あいさつ
お祝いの言葉
飼育係に質問コーナー(質問箱に寄せられた質問を紹介しながら、はな子
の近況をお話します)
はな子の食べ物クイズ
はな子にお誕生日のおやつをプレゼント
◎はな子の紙芝居
時間 午後1時〜(30分程度)
場所 資料館2階集会室
◎ゾウの折り紙をつくろう
時間 午後2時〜(1時間程度)
場所 資料館1階絵本コーナー
--------------------------------------------
▼特設展示「メダカが教えてくれること」開催中
--------------------------------------------
井の頭自然文化園水生物館では、2011年12月13日から2012年2月19日まで、
特設展示「メダカが教えてくれること」を開催しています。
・関連記事
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=20529
メダカは日本人にとって誰でも知っているなじみの深い魚です。成長しても
体長4センチメートルほどにしかならない小さな魚で、日本各地の田んぼや水
路、小川、ため池など、水の流れが緩やかなところにすんでいます。群れをつ
くって泳ぐ姿は、かつての平野部では当たり前の光景でした。また、有名な童
謡「メダカの学校」にもうたわれていますし、観賞魚として家庭や学校でも飼
われている身近な魚です。しかし「身近」であるはずのメダカが、今では絶滅
寸前の魚になってしまいました。
メダカが減ってしまった原因には、生息地の消滅や田んぼの整備工事、外来
生物の影響などが考えられます。
メダカに限らず、私たちが「身近」だと思っていた多くの水辺の生き物が、
同じような理由で数を減らしています。それらを守っていくために、私たちが
できることは何でしょうか。メダカを知ることで、その何かを学べるかもしれ
ません。
特設展示では、メダカのおかれている現状や、外来生物による影響、またメ
ダカを放流することで起きている問題など、メダカをとりまく様々な事情を解
説パネルで紹介しています。
また、メダカに加え、タガメやゲンゴロウなどかつては身近な存在だった水
辺の生き物や、オオクチバス、アメリカザリガニなど水辺の代表的な外来生物
も展示しています。この冬はぜひ水生物館でメダカを「身近」に感じてくださ
い。
〔井の頭自然文化園水生物館飼育展示係 中沢純一〕
------------------------------
▼「リスの小径」一時閉鎖します
------------------------------
2012年1月17日(火)から1月19日(木)まで、井の頭自然文化園の「リス
の小径」は、工事のため閉鎖します。ご了承ください。
■東京動物園友の会■====================================================
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▼「どうぶつと動物園」2012年冬号ができました!
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2012年冬号表紙は、上野動物園の新施設「ホッキョクグマとアザラシの海」
のホッキョクグマ。新しい視点からの撮影です。豊橋総合動植物園で出産した
アーシャーや、ツキノワグマの冬眠下繁殖、トナカイの繁殖など、動物園での
取組みをご紹介します。
「どうぶつと動物園」は東京動物園友の会の機関誌です。年会費 2,000円。
友の会への入会資料請求は、こちらのページから「入会資料申込み」でどうぞ。
→ http://www.tokyo-zoo.net/member/
クレジットカードをお使いの方は、オンラインでのお支払いも可能です!
【最新号(2012年秋号)の目次から】
[表紙]上野動物園のホッキョクグマ
[上野動物園・豊橋総合動植物園]
国内4例目のアジアゾウ誕生!──“アーシャー”が出産
[上野動物園]ツキノワグマの冬眠下繁殖………………………………野島大貴
[多摩動物公園]
トナカイの繁殖──糞中の性ホルモン測定を活用した妊娠判定
………宇野なつみ・下川優紀・吉田真理子
読者の誌上写真展
[飼育係の特別ガイド]
上野動物園のホッキョクグマとアザラシの海
クモに寄生するハチ
──マダラコブクモヒメバチの巧みな産卵行動様式……………高須賀圭三
タツノオトシゴにはホネがある
──風変わりな体の中身とそのできかた……………………………高田陽子
[詩とイラスト]ジンベエザメ…………………………木坂涼 画・長谷川義史
[ヒト、どうぶつを語る]フジツボ探知機のススメ…………………倉谷うらら
[動物園園講演会より]動物園で考える生物の進化……………………渡辺政隆
動物園の話題──海外から/国内から/東京から
Book Reviews どうぶつの本
[上野動物園]ホッキョクグマの水中展示
ほか
■ B O O K S ■=========================================================
『イルカ──小型鯨類の保全生物学』
粕谷俊雄著、東京大学出版会、2011年11月25日刊
本体18,000円、ISBN978-4-13-066160-7
四十数年間、小型鯨類の生活史を研究し、その資源管理にかかわってきた著
者による、イルカの漁業史と生物学の集大成。ハードカバー本文 640ページ。
日本近海には三十余種の小型鯨類が生息しており、本書では漁業などと関わ
りのある7種が詳しく紹介されています。鯨類について専門的な知識を得よう
とする方、鯨類の生態研究に取りかかろうとする方は必読。
IWC の科学委員会に参加し、水産庁遠洋水産研究所にも所属した著者は、行
政の動きにも詳しく、世界一のイルカ漁業国としての日本の捕鯨業と、その陰
にある小型鯨類の捕獲について詳述しており、各地の突きん棒漁業、イルカ追
い込み漁業、鯨類漁業の規制など、日本が商業捕鯨を撤収するまでの過程が紹
介されています。
生物学的な特徴が紹介される7種は、スナメリ、イシイルカ、スジイルカ、
ハンドウイルカ、コビレゴンドウ、ツチクジラ、カマイルカ。それぞれ、分布、
形態、食性、生活史などの特徴に加え、「海の霊長類」とも呼ぶべき鯨類の、
それぞれ特徴ある社会構造や、人間との関わりが描かれています。
最終章では、鯨類の保全のあり方や研究者に求められる心構えが、著者の研
究活動の総まとめとして構成されています。科学や科学者を取り巻く社会、産
業と保全の狭間に立つ科学者、さまざまな人間的要因から失敗にいたった鯨資
源管理、鯨類保全に関する私見、そして「われわれの責任」まで、各自の判断
で自由な選択のもとに鯨とつきあうための貴重な情報が得られます。
・東京大学出版会 http://www.utp.or.jp/ の書籍紹介ページ
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-066160-7.html
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N E W S C L I P S
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●日本初のゾウ繁殖園建設始動──豊橋総合動植物公園(東日新聞)
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&id=38888&categoryid=1
●クラゲ30種展示、ギネス申請へ──山形県鶴岡市立加茂水族館で(読売)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111228-OYT1T00258.htm
■上野動物園■==========================================================
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▼サンディエゴ動物園からアイアイのオスが来園
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2011年12月19日、米サンディエゴ動物園からアイアイのオス「ヒッチコック」
が上野動物園にやってきました。2005年2月22日、米デューク・レムール・セ
ンター生まれ。飼育場所は西園の「アイアイのすむ森」ですが、繁殖や研究が
主目的なので、当面は非公開です。
上野動物園にマダガスカルのツィンバザザ動植物園からアイアイ2頭が来園
したのは2001年10月。その後繁殖に成功し、8頭を飼育するようになりました
が、血統の更新のため、サンディエゴ動物園との間でオスを交換することにな
りました。上野動物園からもオス1頭を搬出する予定ですが、日程は未定です。
くわしくはこちら↓のニュースページをごらんください。
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=20576
-------------------------------------
▼草地も好き、ホッキョクグマ「ユキオ」
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2011年10月28日に上野動物園の「ホッキョクグマとアザラシの海」がオープ
ンしましたが、クマが快適にすごすには不便な箇所が見つかり、プールのある
大きなホッキョクグマ放飼場を改修しています。そのため、2011年12月28日ま
で、オスの「ユキオ」は小さい方の放飼場でごらんいただいています。
・関連ニュース
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=20555
中央に草が広く植えられたこの小放飼場は、夏の北極圏をイメージしてつく
られ、ガラス越しに目の前でクマのようすを見られるのが特徴です。
オープン後ずっと大きな放飼場にいたユキオを、小放飼場に出すのは初めて
のことでした。放飼場に出たユキオは、放飼場内を一通り確認した後、おもむ
ろに草の上に寝そべり、ゴロゴロと回転しながら背中や頭を地面になすりつけ
る動作を始めました。
ユキオにはこれまでなじみのなかった土や草ですが、感触が意外に心地よか
ったのでしょうか、仰向けのまま、力いっぱい背中をすりつけ続けていました。
こういった動作は野生のホッキョクグマも夏場によく見せるようです。真っ白
だったユキオの体は、どんどん土や草の色に変って汚れてしまいました。
その後、草をくわえて引き抜いたり、そのまま食べたり、楽しんでいるよう
に見えました。小放飼場は冬に備えて草刈りをしていなかったので、草がたく
さん生えていたのですが、あっというまに押しつぶされて平たくなってしまい
ました。でも、ここをかなり気に入ってくれたようで安心しています。草も意
外に好きなようで、糞にも草が混じるようになりました。
ただ、小放飼場には大きなプールがないため、工事期間中、クマの泳ぐ姿を
見ていただけないのが残念です。工事完了後、新年にはユキオをプールのある
放飼場に出す予定です。しばらくお待ちください。
・東京ズーネットBBの動画から
「『ホッキョクグマとアザラシの海』[1]ホッキョクグマ」
(2011年10月撮影) http://www.tokyo-zoo.net/movie/mov_book/1111_01/
〔上野動物園東園飼育展示係 乙津和歌〕
--------------------------------
▼ゴリラのためのさまざまなくふう
--------------------------------
上野動物園では、ゴリラたちが外に出ているのは7時間ほど。それ以外の時
間は、室内で過ごしています。ただ餌を与えて、じょうぶな建物があればいい
というわけではありません。
床や台座にはたくさんのワラを敷き、天井や格子に竹や枝葉を差し込み森の
中にいるようなくふうをしています。樹上に枝葉でベッドを作るゴリラたちの
快適な眠りを守るくふうです。
室内にはたくさんのロープやリサイクルの消防ホースを張り巡らせ、編みこ
んでハンモックを設置して、空間をうまく使えるようにしてあります。
睡眠だけでなく、健康のためにもう一つ大事なのは食事です。たくさんの野
菜や枝葉が彼らの主食です。麻袋やワラの中に野菜を隠したり、ポリタンクに
ペレットを入れておきます。いじわるに聞こえるかもしれませんが、与えられ
た餌を食べるだけでは満足感も少なく、短時間で食べ終わってしまいます。餌
を求めて動き回る野生のゴリラのようによく動き、隠した餌を見つける喜びを
与えることも大切なくふうです。
あまり好んで食べたがらない野菜には、ハチミツやミソで少し味付けしたり、
ピーマンに注射器でヨーグルトを入れてみたり、日によってアレンジを加えて
います。冬の時期には、トマトなどの大好きな野菜にオリーブオイルをつけて
おき、ゴリラが手に取ったときにスキンケアになるよう気を配っています。コ
ドモのコモモには、朝外に出る前にも手足にオイルやワセリンを塗っています。
よく眠りよく食べて、心身ともに健康なゴリラとしてくらせるよう、いろい
ろなくふうをしていきたいと思います。
〔上野動物園東園飼育展示係 木岡真一〕
------------------------------------------------
▼12/24-2/26「切り折り紙で見る両生爬虫類」展開催
------------------------------------------------
2011年12月24日(土)から翌年2月2月26日(日)まで、上野動物園の両生
爬虫類館(ビバリウム)で、「切り折り紙で見る両生爬虫類」展を開催します!
「切り折り紙」とは、紙を素材とし、下書きすることなく、切って追って作っ
た立体作品、あるいはその手法のこと。くわしくはこちら↓をどうぞ。
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=20579
------------------------------------------
▼子ども動物園にカピバラのメスがデビュー!
------------------------------------------
上野動物園西園の子ども動物園に、カピバラの新しい展示施設をつくりまし
た。2011年12月22日から公開中。カピバラはネズミのなかま(齧歯類)として
は最大種。小さなハツカネズミからモルモット、さらに大きなカピバラまで、
似ているところや違っているところをじっくりと観察してください(展示時間
の変更や展示の中止をする場合があります)。くわしくはこちら↓
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=20575
--------------------------------------
▼ラマバク舎にカピバラのオスがお目見え
--------------------------------------
すぐ上のニュースのとおり、上野動物園では2011年12月19日、東園のラマバ
ク舎で飼育していたカピバラのメス「マオ」を西園子ども動物園へ移しました。
カピバラを終日展示してほしいという声も多くありましたが、東園ラマバク
舎の「ぬし」であるアメリカバクと同居展示ができず、開園から午前10時45分
ころまでの交代展示でした。子ども動物園へ移動したことで、終日ごらんいた
だけるようになります。公開をお楽しみに!
マオが移動した後、ラマバク舎には新たに市川市動植物園オスが来園し、デ
ビューしました。名前は「ソル」です。生息地の言語のひとつであるスペイン
語で「太陽」という意味です。園内でも明るい存在になるようにと名づけまし
た。2010年11月28日生まれの1歳で、祖父母はすでに2頭とも亡くなりました
が、上野動物園で飼育していた「タン」と「ソク」です。母親の「ロゼ」(上
野動物園での名前は「ゆず」)が、このタンとソクの娘です。じいちゃんとば
あちゃんが生活していた場所に戻ってきたことになります。
まだまだ体は小さいのですが、気の強さはマオ以上?!です。まだ若いのに、
カピバラのオスにしかないモリージョという部位(頭頂部と鼻の間の毛の生え
てない部分)を壁や扉の角に擦りつけてマーキングするなど、オスらしい行動
を見せます。おとなになると、このモリージョが黒くなり分泌物が出てきます。
睾丸を枝に擦りつけるマーキングもおこないます。
これから、たくましく上野動物園のカピバラの歴史を引き継いでいってもら
いたいと思います。
〔上野動物園東園飼育展示係 藤岡紘〕
--------------------------------
▼ふれあいコーナーに子ウサギ登場
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上野動物園の子ども動物園では、毎日午後1時30分から2時30分まで、曲屋
(まがりや)内で「ふれあいコーナー」を実施してします。
ウサギ、モルモット、ハツカネズミ、ニワトリ、アヒルとふれあうことがで
きますが、卯年の今年(2011年)はカイウサギの数を増やしました。2011年11
月11日には、カイウサギの一品種である「ネザーランドドワーフ」が出産し、
3頭が元気に育ったので、母子をふれあいコーナーにお目見えさせました。
母親の「ジャスミン」は2010年9月生まれでまだ若く、出産も初めてでした。
通常、母ウサギは出産前に自分の毛を抜いて温かい巣を作ります。しかしジャ
スミンはきちんとした巣を作らず、出産した当日は、手近のワラを無造作に積
み上げた山の中に子どもを隠していました。ちゃんと子育てできるのかどうか、
ハラハラする私たちを不安をよそに、出産翌日には柔らかい干し草と自分の毛
で巣を作り直していました。
出産直後の母ウサギは警戒心が強く、子どもを食べてしまうことがあります。
私たちは母ウサギを刺激しないよう、静かに見守ることにしました。
カイウサギは天敵から子どもを守るため、日に1〜2回しか授乳せず、子ど
もも隠れて動きません。ジャスミンの子もほとんど動かず、生死さえわかりま
せんでした。そこで生後2週間たったある日、干し草をそっと取り除いてみた
ところ、想像よりもずっとしっかりした大きな体の子どもたちが、ひとかたま
りになっていました。
その後、子ウサギは元気に動き回るようになり、母乳をせびる姿やリンゴや
生の牧草を食べる姿を見せています。親子は「うさぎとモルモットのおうち」
に移したので、窓からごらんになった方もいらっしゃるかも知れません。
子ウサギは生後30日に離乳し、生後40日の12月21日には体重が420〜509グラ
ムになりました。生後6週間を過ぎれば、母親から離しても大丈夫なので、ふ
れあいコーナーにデビューさせました。日々成長する小さな命とのふれあいに、
ぜひ子ども動物園においでください。
〔上野動物園子ども動物園係 佐藤恵〕
--------------------------
▼コリデール2頭が仲間入り
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上野動物園子ども動物園に、埼玉県こども動物自然公園からヒツジが2頭や
ってきました。この2頭はコリデールという種類で、ひとまわり小さな体つき
の若いメス。名前は「ベル」と「アリス」です。
子ども動物園にはコリデールがすでに2頭いますが、2002年生まれの年寄り
ヤギで、今年の夏は体調を崩し、一日中室内で扇風機の風を受けて過ごしまし
た。そこで、若い個体を探していたところ、埼玉県こども動物自然公園からや
ってくることになりました。
ベルとアリスが仲間入りするなかよし広場には、ヤギやヒツジ、ニワトリが
放し飼いになっていて、来園した方々が自由に触れ合うことができます。
この広場で動物たちに求められることは、人に慣れていておとなしいという
ことですが、2頭はとても臆病な性格で、人が怖いのか、触ろうと手を伸ばす
だけで、2頭寄り添って逃げてしまいます。広場に出た初日は、元気な子ども
たちに追いかけられ、広場のすみで困ったような顔をしていました。慣れるま
でしばらく時間がかかりそうです。広場で2頭を見かけたら、そっと優しく触
ってください。
〔上野動物園子ども動物園係 吉田真理子〕
■多摩動物公園■========================================================
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▼モウコノウマの世代交代
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2011年11月2日、多摩動物公園のモウコノウマ「サーシャ」が333日の妊娠
期間を経て元気な子どもを産みました。6産目にして初めてのオスの誕生です。
・関連ニュース
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=20512
サーシャの第一子、メスのクリス(頭文字C)は、現在千葉市動物公園にい
ます。2〜4番目の姉妹ダイアナ(D)、エーコ(E)、フルール(F)は多
摩動物公園でごらんになれます。5番目の子は2010年10月に生まれましたが、
当日死亡してしまいました。この子はグレース(G)と名づけました。
そして今回、アルファベット順の命名というルールに従い、「H」から始ま
る名前を考え、たくましく立派に育つように「ハーン」と名づけました。彼ら
の祖国モンゴルの言葉に当てはめると、ハーンは王様を意味します(ただし、
モンゴル語で使われるキリル文字やその転写アルファベットでは、Hではなく
Xの文字を使います)。
2010年のグレースの誕生の死亡の後、年齢などを考え、サーシャの繁殖はあ
きらめようと思っていました。しかし、モウコノウマは野生ではいちど絶滅し
てしまった種です。世界各国の動物園の努力によって約2000頭まで増えたとは
いえ、まだまだ保護が必要な種です。相性のよいサーシャとオスのレオとの間
にもういちどチャンスを!ということで、昨年の冬に再び繁殖を目指した結果、
12月に交尾を確認し、不安と期待の日々を重ねてハーンが誕生しました。
生後間もない子どものようすを確認しようと扉ごしに室内をのぞくと、サー
シャは今まで見たことのないような鋭い「にらみ」をきめ、そのまなざしには
怖さと同時にサーシャの母性を感じました。
サーシャが子育てに専念すると同時に、隣の部屋では父親のレオが体調を崩
していました。レオは、サーシャがいる放飼場に毎朝スキップするように嬉し
そうに出て行っていたので、サーシャとともに過ごせない時間がこたえたのか
もしれません。潜伏していた内臓疾患が急激に悪化してしまったのです。治療
の甲斐なく、2011年11月12日に28歳大往生を遂げました。
・関連ニュース
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=20513
親子3頭での同居を考えていただけにレオの死は残念でしたが、柵越しに親
子の対面をすることはできました。レオとハーンの間に親子の認識はないでし
ょうが、私には彼らの間で「今後のモウコノウマの発展に貢献するため立派に
跡を継いでくれ」、そしてなにより「サーシャのことをたのむ」という会話が
あったように思えてなりません。
レオとサーシャの仲むつまじい光景はもう見られなくなってしまいましたが、
これからは成長していくハーンとそれを見守るサーシャ、そして今までと変わ
らずおてんばな三姉妹がみなさんの来園をお待ちしています。レオのためにお
花をくださった方々には、この場を借りてお礼申し上げます。
〔多摩動物公園南園飼育展示係 齋藤麻里子〕
------------------------------------------
▼床暖房って暖かい! ワラビー舎の寒さ対策
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冬の寒さも本格的になり、多摩動物公園も最低気温が氷点下の日が増えてき
ました。ご家庭でも暖房器具を使用する日が増えてきていると思います。
パルマワラビー、ケナガワラルー、ウォンバットを飼育しているワラビー舎
の室内も、2011年12月初めころから暖房器具を稼働させ始めました。
ワラビー舎は古い動物舎ですが床暖房があります。床暖房の上に座る気持ち
よさは格別ですよね? 人と同じく、動物もまた気持ちよいはずです。ただし、
動物舎では室内全面に敷かれているわけではありません。動物が好みの温度を
選べるよう、室内の4分の1程度に敷いています。
ウォンバットの「チューバッカ」も床暖房が大好きで、餌を床暖房以外のと
ころに置くと、足は暖かい場所に置いたまま、首を伸ばして食べているのをよ
く見かけます。
ケナガワラルー舎には床暖房がないため、室内にぶら下げた赤外灯が活躍し
ます。寒い日にはその下で暖まる姿が見られます。とくにオスは、背伸びをし
て赤外灯に手をかかげ、少しでも近づこうと努力しています。
パルマワラビーの室内には床暖房と赤外灯に加えエアコンがありますが、今
年はまだエアコンを使用していません。動物に異状があったときや、子どもが
生まれたときに使おうと考えています。
日中は運動場に出ているので暖房器具はありませんが、動物はもっとよいも
のを知っています。それは太陽の力です。ワラビー舎の運動場はガラスの板で
囲われており、日光がガラスに反射してその付近はとくに暖かく、朝からガラ
ス前で身を寄せて、気持ちよさそうに日光浴をしている姿が見られます。私た
ちも、たまには暖房器具を使わずに日光浴を楽しむのもよいかもしれませんね。
〔多摩動物公園南園飼育展示係 松本泰雄〕
----------------------
▼多摩動物公園の催し物
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◎サイエンズーカフェ(2012年1月から3月にかけて5回開催)
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=20558
◎ほっと一息 Tama zoo茶屋(2012年1月2日[月]開催)
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=20578
■葛西臨海水族園■======================================================
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▼ランプフィッシュの婚姻色
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葛西臨海水族園世界の海エリア「北海」水槽で展示している「ランプフィッ
シュ」は、北大西洋の冷たい海にくらし、体長約60センチメートルまで成長す
る大型のダンゴウオ科の魚で、別名「ヨコヅナダンゴウオ」と呼ばれています。
ランプフィッシュの体は、ふだんは灰色がかった地味な色をしていますが、
繁殖期を迎えると何匹かは色鮮やかなオレンジ色に変わってきます。オレンジ
色をした個体は成熟が進んできたオスで、このような色合いを婚姻色(こんい
んしょく)と呼びます。
これまでにメスは、水槽のアクリルガラス近くのパイプなどに何回か卵を産
みつけましたが、オスは繁殖期になると、卵を産んでもらいたい場所のまわり
にいることが多く、そこに生えたコケを掃除したり、近づいてくるほかのオス
を追いやったりするなどのなわばり行動を示します。
ところで、ランプフィッシュの卵は、じつは日本でも食用として利用されて
おり、高級食材であるキャビア(チョウザメの卵の塩漬け)の代用品として店
頭に並んでいるのを目にすることがあります。ランプフィッシュの卵は白っぽ
い色をしているので、食材のキャビアに似せるため黒く着色して販売されてい
ます。値段の安いキャビアを見かけたら外箱や瓶底のラベルに「ランプフィッ
シュの卵」と書かれているか探してみてください。
〔葛西臨海水族園飼育展示係 笹沼伸一〕
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▼お正月は水族園で! 1月3日、獅子舞がやってくる
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2012年1月3日(火)、葛西臨海水族園に獅子舞がやってきます!
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=20577
■井の頭自然文化園■====================================================
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▼ナベヅルの展示場に落ち葉のプール
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井の頭自然文化園分園(水生物園)では、長年ナベヅルをペアで飼育してい
ます。ナベヅルはワシントン条約で最も厳しい規制がかかる附属書Iに分類さ
れ、環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧II類(絶滅の危機が増大してい
る種)に分類されている希少種です。
胴体の羽色が黒く、変色した鍋の色に似ていることから「ナベヅル」と名付
けられたと考えられています。日本には越冬のために飛来する渡り鳥で、越冬
地として鹿児島県の出水(いずみ)平野が有名です。また、2010年の鳥インフ
ルエンザ感染種として聞いたことがある方もいらっしゃるかも知れません。
野生では休息している時間以外は餌を探すことに時間を費やしていますが、
飼育しているペアは給餌したものをすぐに食べてしまい、その後は展示場の土
や植栽を掘り返したり、隣の展示場にいるクロヅルにちょっかいを出したり、
時間を持て余しているように見えました。
そこで何か刺激になるものをと考え、冬場限定で落ち葉のプールを作ること
にしました。まず、展示場内の3つの池のうち、砂や小石で埋まっていた、観
覧通路側の小さい池を掘り起こし、水を入れて池として使えるようにしました。
ナベヅルは大変臆病なツルで、担当者である私が中に入っただけで飛び上が
ったり走り回ったりします。新しい池にどんな反応を見せるか不安でしたが、
いつもどおり水を飲むなどの行動が見られたため、心配は杞憂に終わりました。
次に、今まで使っていた池の水を抜いて掃除し、乾いたところに落ち葉を投
入。これで簡易な落ち葉プールが完成しました。落ち葉は園内のものを集めた
のでお金もかかりません。
さっそく大好物のミールワームを入れたところ、くちばしを器用に使い、落
ち葉をかき分けては食べ、また探しては食べるという行動を長々と続けていま
した。地面にまいて与えていたときよりも時間がかかっているように見えます。
今後、落ち葉の種類や量を変え、反応の違いを観察する予定です。
【落ち葉のプールで採餌するナベヅルの動画】
(上:Windows Media形式 下:QuickTime形式)
http://www.tokyo-zoo.net/news/temp/2011_12/hooded_crane.wmv
http://www.tokyo-zoo.net/news/temp/2011_12/hooded_crane.mov
〔井の頭自然文化園水生物館飼育展示係 川手美咲〕
----------------------------------------------------------
▼文化園いきものクラブ第8回「げっ歯類に大接近」参加者募集
----------------------------------------------------------
「文化園いきものクラブ」は、毎月違うテーマのもと、動物解説員といっし
ょに飼育動物や園内の自然を観察する催し物。年に10回開催します。
2012年1月9日(月)のテーマは「げっ歯類に大接近」。モルモットや、1
月2日オープンの特設展「Wonder Hut Returns どうぶつのふしぎがいっぱい」
に登場するマウスなど、家畜になったげっ歯類を室内で観察し、カピバラやマ
ーラなど、飼育されている野生のげっ歯類も見に行きます。
日時 2012年1月9日(月)午前9時30分〜正午
定員 30名程度(小学生と同伴希望の保護者)
※応募方法は、こちら↓のお知らせをごらんください。先着順です!
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=20573
■ B O O K S ■=========================================================
『フクロウ──その歴史・文化・生態』
デズモンド・モリス著、伊達淳訳、白水社、2011年12月10日刊
本体2,600円、ISBN978-4-560-08181-5
少年のころ、致命傷を負ったフクロウに野原で出会い、自らの手でその苦し
みを終わらせたと書く著者は、序文でこう語っています──「この本を書こう
と思ったのは、あの時の傷ついたフクロウに対する償いの気持ちによるところ
が大きいように思う」。
人間に似て両目が前を向いているせいか、よく知っている動物のようでいて、
夜行性であるため実物を見ることは非常に少ない動物であるフクロウ。著者は
地下洞窟の壁画から有史以前のフクロウを語り、世界各国の像や陶磁器や神話
から古代のフクロウに迫り、知恵の象徴、魔術的な存在、死を予告する鳥など、
人類のフクロウ観を浮き彫りにしています。
聖書やシェイクスピア作品に見られる不吉の象徴としてのフクロウ。インド
では怠惰の象徴とされるものの、時代が下って今日、フクロウは親しみやすく
て賢い鳥という捉え方が一般的になったことが詳述されています。
その他、各種エンブレムに採用されたフクロウや文学作品の中のフクロウ、
そして絵画の中のフクロウが紹介され、その多義的なフクロウ像がつぎつぎと
明らかになります。ボス、デューラー、ミケランジェロ、ゴヤ、ピカソ、マグ
リット、その他の現代芸術家などの作品がカラーで掲載されています。
その後で生物学的な記述が登場し、夜行性、特徴的な目、狩り、ペリット、
他の鳥から受けるモビング(擬攻)、鳴き声などの生態とともに、フクロウの
最大種ワシミミズクと、最小種サボテンフクロウ(サボテンに営巣)が紹介さ
れています。
『マン・ウォッチング』など、動物学的な観点から人間について論じた著書
や、ペットなど人間とともにくらす動物の習性を描いた著書で知られるデズモ
ンド・モリス氏としては、文化的観点が中心とはいえ、フクロウという野生動
物をテーマとした異色の一冊。
・白水社 http://www.hakusuisha.co.jp/ の書籍紹介ページ
http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=08181
----------------------
N E W S C L I P S
----------------------
●仙台市八木山動物園にジャイアントパンダ貸与(河北新聞)
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/12/20111223t11007.htm
●3.5億円の寄付、ジャイアントパンダ保護研究──米ワシントン国立動物園
http://www.xinhua.jp/socioeconomy/politics_economics_society/287510/
(毎日中国経済)
●ナショナルジオグラフィックのフォトコンテスト自然部門1位は……昆虫
人、場所、自然の3部門の総合グランプリ。
http://ngm.nationalgeographic.com/ngm/photo-contest/2011/entries/gallery/nature-winners/
========================================================================
--------------------------------------------
▼サンディエゴ動物園からアイアイのオスが来園
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2011年12月19日、米サンディエゴ動物園からアイアイのオス「ヒッチコック」
が上野動物園にやってきました。2005年2月22日、米デューク・レムール・セ
ンター生まれ。飼育場所は西園の「アイアイのすむ森」ですが、繁殖や研究が
主目的なので、当面は非公開です。
上野動物園にマダガスカルのツィンバザザ動植物園からアイアイ2頭が来園
したのは2001年10月。その後繁殖に成功し、8頭を飼育するようになりました
が、血統の更新のため、サンディエゴ動物園との間でオスを交換することにな
りました。上野動物園からもオス1頭を搬出する予定ですが、日程は未定です。
くわしくはこちら↓のニュースページをごらんください。
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=20576
-------------------------------------
▼草地も好き、ホッキョクグマ「ユキオ」
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2011年10月28日に上野動物園の「ホッキョクグマとアザラシの海」がオープ
ンしましたが、クマが快適にすごすには不便な箇所が見つかり、プールのある
大きなホッキョクグマ放飼場を改修しています。そのため、2011年12月28日ま
で、オスの「ユキオ」は小さい方の放飼場でごらんいただいています。
・関連ニュース
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=20555
中央に草が広く植えられたこの小放飼場は、夏の北極圏をイメージしてつく
られ、ガラス越しに目の前でクマのようすを見られるのが特徴です。
オープン後ずっと大きな放飼場にいたユキオを、小放飼場に出すのは初めて
のことでした。放飼場に出たユキオは、放飼場内を一通り確認した後、おもむ
ろに草の上に寝そべり、ゴロゴロと回転しながら背中や頭を地面になすりつけ
る動作を始めました。
ユキオにはこれまでなじみのなかった土や草ですが、感触が意外に心地よか
ったのでしょうか、仰向けのまま、力いっぱい背中をすりつけ続けていました。
こういった動作は野生のホッキョクグマも夏場によく見せるようです。真っ白
だったユキオの体は、どんどん土や草の色に変って汚れてしまいました。
その後、草をくわえて引き抜いたり、そのまま食べたり、楽しんでいるよう
に見えました。小放飼場は冬に備えて草刈りをしていなかったので、草がたく
さん生えていたのですが、あっというまに押しつぶされて平たくなってしまい
ました。でも、ここをかなり気に入ってくれたようで安心しています。草も意
外に好きなようで、糞にも草が混じるようになりました。
ただ、小放飼場には大きなプールがないため、工事期間中、クマの泳ぐ姿を
見ていただけないのが残念です。工事完了後、新年にはユキオをプールのある
放飼場に出す予定です。しばらくお待ちください。
・東京ズーネットBBの動画から
「『ホッキョクグマとアザラシの海』[1]ホッキョクグマ」
(2011年10月撮影) http://www.tokyo-zoo.net/movie/mov_book/1111_01/
〔上野動物園東園飼育展示係 乙津和歌〕
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▼ゴリラのためのさまざまなくふう
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上野動物園では、ゴリラたちが外に出ているのは7時間ほど。それ以外の時
間は、室内で過ごしています。ただ餌を与えて、じょうぶな建物があればいい
というわけではありません。
床や台座にはたくさんのワラを敷き、天井や格子に竹や枝葉を差し込み森の
中にいるようなくふうをしています。樹上に枝葉でベッドを作るゴリラたちの
快適な眠りを守るくふうです。
室内にはたくさんのロープやリサイクルの消防ホースを張り巡らせ、編みこ
んでハンモックを設置して、空間をうまく使えるようにしてあります。
睡眠だけでなく、健康のためにもう一つ大事なのは食事です。たくさんの野
菜や枝葉が彼らの主食です。麻袋やワラの中に野菜を隠したり、ポリタンクに
ペレットを入れておきます。いじわるに聞こえるかもしれませんが、与えられ
た餌を食べるだけでは満足感も少なく、短時間で食べ終わってしまいます。餌
を求めて動き回る野生のゴリラのようによく動き、隠した餌を見つける喜びを
与えることも大切なくふうです。
あまり好んで食べたがらない野菜には、ハチミツやミソで少し味付けしたり、
ピーマンに注射器でヨーグルトを入れてみたり、日によってアレンジを加えて
います。冬の時期には、トマトなどの大好きな野菜にオリーブオイルをつけて
おき、ゴリラが手に取ったときにスキンケアになるよう気を配っています。コ
ドモのコモモには、朝外に出る前にも手足にオイルやワセリンを塗っています。
よく眠りよく食べて、心身ともに健康なゴリラとしてくらせるよう、いろい
ろなくふうをしていきたいと思います。
〔上野動物園東園飼育展示係 木岡真一〕
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▼12/24-2/26「切り折り紙で見る両生爬虫類」展開催
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2011年12月24日(土)から翌年2月2月26日(日)まで、上野動物園の両生
爬虫類館(ビバリウム)で、「切り折り紙で見る両生爬虫類」展を開催します!
「切り折り紙」とは、紙を素材とし、下書きすることなく、切って追って作っ
た立体作品、あるいはその手法のこと。くわしくはこちら↓をどうぞ。
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=20579
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▼子ども動物園にカピバラのメスがデビュー!
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上野動物園西園の子ども動物園に、カピバラの新しい展示施設をつくりまし
た。2011年12月22日から公開中。カピバラはネズミのなかま(齧歯類)として
は最大種。小さなハツカネズミからモルモット、さらに大きなカピバラまで、
似ているところや違っているところをじっくりと観察してください(展示時間
の変更や展示の中止をする場合があります)。くわしくはこちら↓
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=20575
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▼ラマバク舎にカピバラのオスがお目見え
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すぐ上のニュースのとおり、上野動物園では2011年12月19日、東園のラマバ
ク舎で飼育していたカピバラのメス「マオ」を西園子ども動物園へ移しました。
カピバラを終日展示してほしいという声も多くありましたが、東園ラマバク
舎の「ぬし」であるアメリカバクと同居展示ができず、開園から午前10時45分
ころまでの交代展示でした。子ども動物園へ移動したことで、終日ごらんいた
だけるようになります。公開をお楽しみに!
マオが移動した後、ラマバク舎には新たに市川市動植物園オスが来園し、デ
ビューしました。名前は「ソル」です。生息地の言語のひとつであるスペイン
語で「太陽」という意味です。園内でも明るい存在になるようにと名づけまし
た。2010年11月28日生まれの1歳で、祖父母はすでに2頭とも亡くなりました
が、上野動物園で飼育していた「タン」と「ソク」です。母親の「ロゼ」(上
野動物園での名前は「ゆず」)が、このタンとソクの娘です。じいちゃんとば
あちゃんが生活していた場所に戻ってきたことになります。
まだまだ体は小さいのですが、気の強さはマオ以上?!です。まだ若いのに、
カピバラのオスにしかないモリージョという部位(頭頂部と鼻の間の毛の生え
てない部分)を壁や扉の角に擦りつけてマーキングするなど、オスらしい行動
を見せます。おとなになると、このモリージョが黒くなり分泌物が出てきます。
睾丸を枝に擦りつけるマーキングもおこないます。
これから、たくましく上野動物園のカピバラの歴史を引き継いでいってもら
いたいと思います。
〔上野動物園東園飼育展示係 藤岡紘〕
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▼ふれあいコーナーに子ウサギ登場
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上野動物園の子ども動物園では、毎日午後1時30分から2時30分まで、曲屋
(まがりや)内で「ふれあいコーナー」を実施してします。
ウサギ、モルモット、ハツカネズミ、ニワトリ、アヒルとふれあうことがで
きますが、卯年の今年(2011年)はカイウサギの数を増やしました。2011年11
月11日には、カイウサギの一品種である「ネザーランドドワーフ」が出産し、
3頭が元気に育ったので、母子をふれあいコーナーにお目見えさせました。
母親の「ジャスミン」は2010年9月生まれでまだ若く、出産も初めてでした。
通常、母ウサギは出産前に自分の毛を抜いて温かい巣を作ります。しかしジャ
スミンはきちんとした巣を作らず、出産した当日は、手近のワラを無造作に積
み上げた山の中に子どもを隠していました。ちゃんと子育てできるのかどうか、
ハラハラする私たちを不安をよそに、出産翌日には柔らかい干し草と自分の毛
で巣を作り直していました。
出産直後の母ウサギは警戒心が強く、子どもを食べてしまうことがあります。
私たちは母ウサギを刺激しないよう、静かに見守ることにしました。
カイウサギは天敵から子どもを守るため、日に1〜2回しか授乳せず、子ど
もも隠れて動きません。ジャスミンの子もほとんど動かず、生死さえわかりま
せんでした。そこで生後2週間たったある日、干し草をそっと取り除いてみた
ところ、想像よりもずっとしっかりした大きな体の子どもたちが、ひとかたま
りになっていました。
その後、子ウサギは元気に動き回るようになり、母乳をせびる姿やリンゴや
生の牧草を食べる姿を見せています。親子は「うさぎとモルモットのおうち」
に移したので、窓からごらんになった方もいらっしゃるかも知れません。
子ウサギは生後30日に離乳し、生後40日の12月21日には体重が420〜509グラ
ムになりました。生後6週間を過ぎれば、母親から離しても大丈夫なので、ふ
れあいコーナーにデビューさせました。日々成長する小さな命とのふれあいに、
ぜひ子ども動物園においでください。
〔上野動物園子ども動物園係 佐藤恵〕
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▼コリデール2頭が仲間入り
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上野動物園子ども動物園に、埼玉県こども動物自然公園からヒツジが2頭や
ってきました。この2頭はコリデールという種類で、ひとまわり小さな体つき
の若いメス。名前は「ベル」と「アリス」です。
子ども動物園にはコリデールがすでに2頭いますが、2002年生まれの年寄り
ヤギで、今年の夏は体調を崩し、一日中室内で扇風機の風を受けて過ごしまし
た。そこで、若い個体を探していたところ、埼玉県こども動物自然公園からや
ってくることになりました。
ベルとアリスが仲間入りするなかよし広場には、ヤギやヒツジ、ニワトリが
放し飼いになっていて、来園した方々が自由に触れ合うことができます。
この広場で動物たちに求められることは、人に慣れていておとなしいという
ことですが、2頭はとても臆病な性格で、人が怖いのか、触ろうと手を伸ばす
だけで、2頭寄り添って逃げてしまいます。広場に出た初日は、元気な子ども
たちに追いかけられ、広場のすみで困ったような顔をしていました。慣れるま
でしばらく時間がかかりそうです。広場で2頭を見かけたら、そっと優しく触
ってください。
〔上野動物園子ども動物園係 吉田真理子〕
■多摩動物公園■========================================================
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▼モウコノウマの世代交代
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2011年11月2日、多摩動物公園のモウコノウマ「サーシャ」が333日の妊娠
期間を経て元気な子どもを産みました。6産目にして初めてのオスの誕生です。
・関連ニュース
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=20512
サーシャの第一子、メスのクリス(頭文字C)は、現在千葉市動物公園にい
ます。2〜4番目の姉妹ダイアナ(D)、エーコ(E)、フルール(F)は多
摩動物公園でごらんになれます。5番目の子は2010年10月に生まれましたが、
当日死亡してしまいました。この子はグレース(G)と名づけました。
そして今回、アルファベット順の命名というルールに従い、「H」から始ま
る名前を考え、たくましく立派に育つように「ハーン」と名づけました。彼ら
の祖国モンゴルの言葉に当てはめると、ハーンは王様を意味します(ただし、
モンゴル語で使われるキリル文字やその転写アルファベットでは、Hではなく
Xの文字を使います)。
2010年のグレースの誕生の死亡の後、年齢などを考え、サーシャの繁殖はあ
きらめようと思っていました。しかし、モウコノウマは野生ではいちど絶滅し
てしまった種です。世界各国の動物園の努力によって約2000頭まで増えたとは
いえ、まだまだ保護が必要な種です。相性のよいサーシャとオスのレオとの間
にもういちどチャンスを!ということで、昨年の冬に再び繁殖を目指した結果、
12月に交尾を確認し、不安と期待の日々を重ねてハーンが誕生しました。
生後間もない子どものようすを確認しようと扉ごしに室内をのぞくと、サー
シャは今まで見たことのないような鋭い「にらみ」をきめ、そのまなざしには
怖さと同時にサーシャの母性を感じました。
サーシャが子育てに専念すると同時に、隣の部屋では父親のレオが体調を崩
していました。レオは、サーシャがいる放飼場に毎朝スキップするように嬉し
そうに出て行っていたので、サーシャとともに過ごせない時間がこたえたのか
もしれません。潜伏していた内臓疾患が急激に悪化してしまったのです。治療
の甲斐なく、2011年11月12日に28歳大往生を遂げました。
・関連ニュース
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=20513
親子3頭での同居を考えていただけにレオの死は残念でしたが、柵越しに親
子の対面をすることはできました。レオとハーンの間に親子の認識はないでし
ょうが、私には彼らの間で「今後のモウコノウマの発展に貢献するため立派に
跡を継いでくれ」、そしてなにより「サーシャのことをたのむ」という会話が
あったように思えてなりません。
レオとサーシャの仲むつまじい光景はもう見られなくなってしまいましたが、
これからは成長していくハーンとそれを見守るサーシャ、そして今までと変わ
らずおてんばな三姉妹がみなさんの来園をお待ちしています。レオのためにお
花をくださった方々には、この場を借りてお礼申し上げます。
〔多摩動物公園南園飼育展示係 齋藤麻里子〕
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▼床暖房って暖かい! ワラビー舎の寒さ対策
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冬の寒さも本格的になり、多摩動物公園も最低気温が氷点下の日が増えてき
ました。ご家庭でも暖房器具を使用する日が増えてきていると思います。
パルマワラビー、ケナガワラルー、ウォンバットを飼育しているワラビー舎
の室内も、2011年12月初めころから暖房器具を稼働させ始めました。
ワラビー舎は古い動物舎ですが床暖房があります。床暖房の上に座る気持ち
よさは格別ですよね? 人と同じく、動物もまた気持ちよいはずです。ただし、
動物舎では室内全面に敷かれているわけではありません。動物が好みの温度を
選べるよう、室内の4分の1程度に敷いています。
ウォンバットの「チューバッカ」も床暖房が大好きで、餌を床暖房以外のと
ころに置くと、足は暖かい場所に置いたまま、首を伸ばして食べているのをよ
く見かけます。
ケナガワラルー舎には床暖房がないため、室内にぶら下げた赤外灯が活躍し
ます。寒い日にはその下で暖まる姿が見られます。とくにオスは、背伸びをし
て赤外灯に手をかかげ、少しでも近づこうと努力しています。
パルマワラビーの室内には床暖房と赤外灯に加えエアコンがありますが、今
年はまだエアコンを使用していません。動物に異状があったときや、子どもが
生まれたときに使おうと考えています。
日中は運動場に出ているので暖房器具はありませんが、動物はもっとよいも
のを知っています。それは太陽の力です。ワラビー舎の運動場はガラスの板で
囲われており、日光がガラスに反射してその付近はとくに暖かく、朝からガラ
ス前で身を寄せて、気持ちよさそうに日光浴をしている姿が見られます。私た
ちも、たまには暖房器具を使わずに日光浴を楽しむのもよいかもしれませんね。
〔多摩動物公園南園飼育展示係 松本泰雄〕
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▼多摩動物公園の催し物
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◎サイエンズーカフェ(2012年1月から3月にかけて5回開催)
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=20558
◎ほっと一息 Tama zoo茶屋(2012年1月2日[月]開催)
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=20578
■葛西臨海水族園■======================================================
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▼ランプフィッシュの婚姻色
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葛西臨海水族園世界の海エリア「北海」水槽で展示している「ランプフィッ
シュ」は、北大西洋の冷たい海にくらし、体長約60センチメートルまで成長す
る大型のダンゴウオ科の魚で、別名「ヨコヅナダンゴウオ」と呼ばれています。
ランプフィッシュの体は、ふだんは灰色がかった地味な色をしていますが、
繁殖期を迎えると何匹かは色鮮やかなオレンジ色に変わってきます。オレンジ
色をした個体は成熟が進んできたオスで、このような色合いを婚姻色(こんい
んしょく)と呼びます。
これまでにメスは、水槽のアクリルガラス近くのパイプなどに何回か卵を産
みつけましたが、オスは繁殖期になると、卵を産んでもらいたい場所のまわり
にいることが多く、そこに生えたコケを掃除したり、近づいてくるほかのオス
を追いやったりするなどのなわばり行動を示します。
ところで、ランプフィッシュの卵は、じつは日本でも食用として利用されて
おり、高級食材であるキャビア(チョウザメの卵の塩漬け)の代用品として店
頭に並んでいるのを目にすることがあります。ランプフィッシュの卵は白っぽ
い色をしているので、食材のキャビアに似せるため黒く着色して販売されてい
ます。値段の安いキャビアを見かけたら外箱や瓶底のラベルに「ランプフィッ
シュの卵」と書かれているか探してみてください。
〔葛西臨海水族園飼育展示係 笹沼伸一〕
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▼お正月は水族園で! 1月3日、獅子舞がやってくる
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2012年1月3日(火)、葛西臨海水族園に獅子舞がやってきます!
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=20577
■井の頭自然文化園■====================================================
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▼ナベヅルの展示場に落ち葉のプール
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井の頭自然文化園分園(水生物園)では、長年ナベヅルをペアで飼育してい
ます。ナベヅルはワシントン条約で最も厳しい規制がかかる附属書Iに分類さ
れ、環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧II類(絶滅の危機が増大してい
る種)に分類されている希少種です。
胴体の羽色が黒く、変色した鍋の色に似ていることから「ナベヅル」と名付
けられたと考えられています。日本には越冬のために飛来する渡り鳥で、越冬
地として鹿児島県の出水(いずみ)平野が有名です。また、2010年の鳥インフ
ルエンザ感染種として聞いたことがある方もいらっしゃるかも知れません。
野生では休息している時間以外は餌を探すことに時間を費やしていますが、
飼育しているペアは給餌したものをすぐに食べてしまい、その後は展示場の土
や植栽を掘り返したり、隣の展示場にいるクロヅルにちょっかいを出したり、
時間を持て余しているように見えました。
そこで何か刺激になるものをと考え、冬場限定で落ち葉のプールを作ること
にしました。まず、展示場内の3つの池のうち、砂や小石で埋まっていた、観
覧通路側の小さい池を掘り起こし、水を入れて池として使えるようにしました。
ナベヅルは大変臆病なツルで、担当者である私が中に入っただけで飛び上が
ったり走り回ったりします。新しい池にどんな反応を見せるか不安でしたが、
いつもどおり水を飲むなどの行動が見られたため、心配は杞憂に終わりました。
次に、今まで使っていた池の水を抜いて掃除し、乾いたところに落ち葉を投
入。これで簡易な落ち葉プールが完成しました。落ち葉は園内のものを集めた
のでお金もかかりません。
さっそく大好物のミールワームを入れたところ、くちばしを器用に使い、落
ち葉をかき分けては食べ、また探しては食べるという行動を長々と続けていま
した。地面にまいて与えていたときよりも時間がかかっているように見えます。
今後、落ち葉の種類や量を変え、反応の違いを観察する予定です。
【落ち葉のプールで採餌するナベヅルの動画】
(上:Windows Media形式 下:QuickTime形式)
http://www.tokyo-zoo.net/news/temp/2011_12/hooded_crane.wmv
http://www.tokyo-zoo.net/news/temp/2011_12/hooded_crane.mov
〔井の頭自然文化園水生物館飼育展示係 川手美咲〕
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▼文化園いきものクラブ第8回「げっ歯類に大接近」参加者募集
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「文化園いきものクラブ」は、毎月違うテーマのもと、動物解説員といっし
ょに飼育動物や園内の自然を観察する催し物。年に10回開催します。
2012年1月9日(月)のテーマは「げっ歯類に大接近」。モルモットや、1
月2日オープンの特設展「Wonder Hut Returns どうぶつのふしぎがいっぱい」
に登場するマウスなど、家畜になったげっ歯類を室内で観察し、カピバラやマ
ーラなど、飼育されている野生のげっ歯類も見に行きます。
日時 2012年1月9日(月)午前9時30分〜正午
定員 30名程度(小学生と同伴希望の保護者)
※応募方法は、こちら↓のお知らせをごらんください。先着順です!
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=20573
■ B O O K S ■=========================================================
『フクロウ──その歴史・文化・生態』
デズモンド・モリス著、伊達淳訳、白水社、2011年12月10日刊
本体2,600円、ISBN978-4-560-08181-5
少年のころ、致命傷を負ったフクロウに野原で出会い、自らの手でその苦し
みを終わらせたと書く著者は、序文でこう語っています──「この本を書こう
と思ったのは、あの時の傷ついたフクロウに対する償いの気持ちによるところ
が大きいように思う」。
人間に似て両目が前を向いているせいか、よく知っている動物のようでいて、
夜行性であるため実物を見ることは非常に少ない動物であるフクロウ。著者は
地下洞窟の壁画から有史以前のフクロウを語り、世界各国の像や陶磁器や神話
から古代のフクロウに迫り、知恵の象徴、魔術的な存在、死を予告する鳥など、
人類のフクロウ観を浮き彫りにしています。
聖書やシェイクスピア作品に見られる不吉の象徴としてのフクロウ。インド
では怠惰の象徴とされるものの、時代が下って今日、フクロウは親しみやすく
て賢い鳥という捉え方が一般的になったことが詳述されています。
その他、各種エンブレムに採用されたフクロウや文学作品の中のフクロウ、
そして絵画の中のフクロウが紹介され、その多義的なフクロウ像がつぎつぎと
明らかになります。ボス、デューラー、ミケランジェロ、ゴヤ、ピカソ、マグ
リット、その他の現代芸術家などの作品がカラーで掲載されています。
その後で生物学的な記述が登場し、夜行性、特徴的な目、狩り、ペリット、
他の鳥から受けるモビング(擬攻)、鳴き声などの生態とともに、フクロウの
最大種ワシミミズクと、最小種サボテンフクロウ(サボテンに営巣)が紹介さ
れています。
『マン・ウォッチング』など、動物学的な観点から人間について論じた著書
や、ペットなど人間とともにくらす動物の習性を描いた著書で知られるデズモ
ンド・モリス氏としては、文化的観点が中心とはいえ、フクロウという野生動
物をテーマとした異色の一冊。
・白水社 http://www.hakusuisha.co.jp/ の書籍紹介ページ
http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=08181
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N E W S C L I P S
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●仙台市八木山動物園にジャイアントパンダ貸与(河北新聞)
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/12/20111223t11007.htm
●3.5億円の寄付、ジャイアントパンダ保護研究──米ワシントン国立動物園
http://www.xinhua.jp/socioeconomy/politics_economics_society/287510/
(毎日中国経済)
●ナショナルジオグラフィックのフォトコンテスト自然部門1位は……昆虫
人、場所、自然の3部門の総合グランプリ。
http://ngm.nationalgeographic.com/ngm/photo-contest/2011/entries/gallery/nature-winners/
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新たなアムールヒョウの個体を確認
http://www.wwf.or.jp/
_/_/_/ What's NEW _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
□ 活動情報
・新たなアムールヒョウの個体を確認
・COP17閉幕 多国間の取組へ道筋は確保、実質削減には課題多く
・会報 『WWF』 2012年 1/2月号
特集:【年次報告特集号】生物多様性条約とWWFネットワークの活躍
□ スタッフブログ更新中!
・スマトラの現状と活動の話をさせていただきました
・横浜雙葉学園で授業をやらせていただきました。
・南三陸町戸倉の仮設住宅に冬物衣料を届けてきました
・田んぼを取り戻そう!寒風沢島でのボランティア
□ 「自然エネルギー100%」キャンペーン
・署名活動も、1月末の締め切りを前に、いよいよ最終段階!
□イベント情報
・ダーバン会議報告会 - 2013年後の温暖化対策のゆくえ
・東京海洋大学水産資料館「高橋俊男 世界のクジラ模型展」
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■□■□ 活動情報 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
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◆ 新たなアムールヒョウの個体を確認
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2011年11月、極東ロシアのケドロバヤ・パジ自然保護区で、
これまで未確認だったアムールヒョウの個体が確認されました。
これは、保護区内での自動カメラを使った調査により、明らかになったものです。
推定個体数が30〜40頭といわれるアムールヒョウは、生息地の森林破壊や
密猟によって絶滅が心配されており、WWFでは保護区の拡大などによる
保護のための施策に取り組んでいます。
▼詳しくはこちら
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=992&m=14323&v=7231f2f0
▼モバイルの方はこちら(活動一覧ページへリンクします)
http://www.wwf.or.jp/m/act/
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◆ COP17閉幕 多国間の取組へ道筋は確保、実質削減には課題多く
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南アフリカ・ダーバンで2011年11月28日から開催されていた、第17回気候
変動枠組締約国会合と第7回京都議定書締約国会合(COP17・COP/MOP7)は、
12月11日、「ダーバン・パッケージ」を採択し、閉幕ました。多国間の
枠組みの中で温暖化対策に取り組んでゆく道筋をなんとか確保したという
意味において、その意義は大変に大きいものです。しかし、依然として、
「2℃目標」を達成するために「必要な削減量」と「既に約束された削減量」
の乖離(ギャップ)は大きいまま。このままでは、4℃の世界に突入して
しまいます。国際プロセスの中で、多国間の枠組みを早期に成立させると共に、
国内的に対策を進めていくことが重要です。
▼詳しくはこちら
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=993&m=14323&v=d7ba62fe
▼モバイルの方はこちら(活動一覧ページへリンクします)
http://www.wwf.or.jp/m/act/
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◆ 会報 『WWF』 2012年 1/2月号
特集:【年次報告特集号】生物多様性条約とWWFネットワークの活躍
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WWFにとって、2010〜2011年のハイライトとなる出来事は「生物多様性条約
第10回締約国会議(CBD・COP10)が日本で開かれたことです。
ここ数年、「生物多様性」という言葉を目にする機会が増えました。
その背景には、この会議の日本開催が決まったことをきっかけにして、
日本国内で生物多様性保全の気運が高まったことがあります。
2010年秋に大きく報道された、この国際会議におけるWWFの活動と、
今後の課題について整理してみました。
▼詳しくはこちら
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=994&m=14323&v=19ea9e56
▼モバイルの方はこちら(活動一覧ページへリンクします)
http://www.wwf.or.jp/m/act/
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■□■□ スタッフブログ更新中! ■□■□■□■□■□■□■□■□■
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さまざまな活動の現場より、WWFジャパンのスタッフたちが、取り組みの
様子をお伝えします! 毎日更新!(たぶん…)
■「ふゆみずたんぼ」からのお客様
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=995&m=14323&v=bc610e58
■スマトラの現状と活動の話をさせていただきました
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=996&m=14323&v=898cb80b
■横浜雙葉学園で授業をやらせていただきました。
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=997&m=14323&v=2c072805
■南三陸町戸倉の仮設住宅に冬物衣料を届けてきました
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=998&m=14323&v=ce5c471a
■田んぼを取り戻そう!寒風沢島でのボランティア
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=999&m=14323&v=6bd7d714
→モバイルの方はこちら(スタッフブログ一覧ページへリンクします)
http://www.wwf.or.jp/m/sb/
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■□■□ 「自然エネルギー100%」キャンペーン ■□■□■□■□■□■□
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署名活動も、1月末の締め切りを前に、いよいよ最終段階!
事務局を挙げてラストスパート中です。
署名用紙、またはウェブサイトから、ぜひご協力をお願いします!
▼「自然エネルギー100%」キャンペーン詳しくはこちら
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=1001&m=14323&v=25a3184e
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■□■□ イベント情報 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
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【東京】ダーバン会議報告会 - 2013年後の温暖化対策のゆくえ
2012年1月10日(火)
京都議定書第1約束期間が終わる2013年後の世界の温暖化対策
▼くわしくはこちら
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=1002&m=14323&v=104eae1d
▼モバイルの方はこちら(イベント一覧ページへリンクします)
http://www.wwf.or.jp/m/event/
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【東京】東京海洋大学水産資料館「高橋俊男 世界のクジラ模型展」
2011年12/12(月)から2012年1/31(火)
世界初 全鯨種一挙公開!東京海洋大学海洋科学部附属 水産資料館の特別展
▼くわしくはこちら
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=1003&m=14323&v=b5c53e13
▼モバイルの方はこちら(イベント一覧ページへリンクします)
http://www.wwf.or.jp/m/event/
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その他のイベントは下記からご確認ください。
▼くわしくはこちら
http://krs.bz/wwfjapan/c?c=1004&m=14323&v=7b95c2bb
▼モバイルの方はこちら(イベント一覧ページへリンクします)
http://www.wwf.or.jp/m/event/
2012年!明けましておめでとうございます。
今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
大阪帰省時の写真をUpしました。
けっこう巡りましたね。思ってたよりも。今回から英語版付です。
大阪旅行2011-12
■http://idolhappiness.web.fc2.com/hoppy.html
今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
大阪帰省時の写真をUpしました。
けっこう巡りましたね。思ってたよりも。今回から英語版付です。
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